数週間くらいたってからかな?
ある日、息子がいつもの時間になっても学校から帰ってきません!
我が子が、小学一年生になってすぐの頃、10数分かけて毎日、登下校していた時期のことは、未だに印象に残っています。
我が子は、体が小さかったので、ランドセルも重たいんじゃないかと、毎日心配していました。
外に出て、登下校の道を少し歩いて探しても見つからず、担任の先生に慌てて電話を掛けました。
息子が学校から帰ってこない!
働いているママさんが多かったので、
うちの地区は学童に行かずに、授業が終わったら下校する児童は、うちの子ともう一人、同じクラスの男の子でした。
その子とは、同じことを何度も言う息子の話を聞くのが嫌だったのもあると思いますが、
のんびりペースの息子と、歩くのも早めなその子は、息子を待っているのも嫌なようで、
あまり気が合わなく、そのうち別々に下校するようになっていました。
いつもの時間を、30分ほど過ぎても帰宅しない息子!
時間割のプリントを確認しても、下校の時間はとうに過ぎています…。
マンションのベランダに出て、登下校の道を見ていましたが、帰ってくる様子はありませんでした。
担任と私が登下校の道を反対から探す!
私は、いてもたってもいられずに、一人で登下校の道を歩いて探しました。
少ししてから、もしもすれ違いで息子が家に帰っていたら、
マンションの部屋の鍵をかけてきたので、息子が部屋に入れないしと思い、一度部屋に戻りました。
そして、すれ違う可能性があるので、一人では探せないと考え、担任に電話をしました。
「うちの子がまだ帰ってきていないんですが…。」と担任に言うと慌てて、
探してみますと言ってくださいました。
私はもう一度、外に出て、登下校の道を行きましたが…川沿いの遊歩道をまっすぐ行けば学校なのに…。
どこに行っちゃったんだろう。何があったんだろうと不安になりながら探しました。
息子がマンションの裏階段にいた!
担任の先生の、携帯番号を知らないので、見つかっても連絡は来ないし、できないし…。
不安と悩んでいると、念のためにマンションの裏に戻ってみたら、ちょうど息子が帰ってきました。
どうしたのと聞いたら、寄り道して帰ってきたというようなことを本人はのんきに言っていました…。
次は、もう一つ心配していた、息子が見つかっても先生と連絡がつかないことです。
息子と一緒に、登下校の道を学校に向かって歩いていきました。
すると、数分歩いたところで、担任がこちらに向かって歩いてくるのが見えました。
担任に、事情を説明すると、「学校生活に慣れてくると、こういうことあるんですよ。」と言われ、ほっとしながら、
そうなんだ…、想像もしてなかった、私…と思いながら、担任に申し訳なくて、
丁寧にお礼とお詫びを言って、きょとんとしたような顔の息子と部屋に帰宅しました。